テニュアトラックとは、アカデミアにおける主要な雇用形態で、若手研究者が厳正な審査を受け終身雇用になる前に、任期付きの雇用形態で経験を積む制度のことです。アカデミアの登竜門とも言えるテニュアトラックポジションに米国内で2008年に就任されたUCLAの中野敦氏とChapman大の孫崎玲氏を講師としてお迎えし、米国内のテニュアトラック制度について理系、文系の双方から語っていただきました。

第12回SCSNフォーラム
今さら聞けない、保険の話

米国内で保険サービスを提供するために設立された米国日本生命の大木康正氏を講師としてお迎えし、日本で生まれ育った人間には馴染みがなく、いささかわかりにくいアメリカの医療保険についてご講演いただきました。

自身や家族が健康に暮らせていればほぼ関わることのない医療。しかし、いつ何が起こるか分かりません。また、いざという時に医者にかかろうとしてはみたものの、果たして何から手を付けて良いのか全く分からない。Primary Care Physicianとは?グループって?HMOとPPOの違いとは?いざという時のため・家族のために、ひいてはアメリカで安心して暮らせるように、こうした疑問の一つ一つに大木さんは丁寧に答えて下さいました。

2008年5月17日(土)、SCSNは「創薬と臨床開発」をテーマとした第10回フォーラムを開催しました。

元アメリカ第一三共研究所前所長で現在第一三共株式会社顧問の掘越大能氏を講師にお迎えし、「製薬企業のR&D生産性向上に向けた社内創薬力の強化と戦略的アライアンスの最大化」という演題で講演していただきました。

掘越氏のコメントです。「現在、日米欧の製薬企業は大きな転換期に直面している。その為、製薬企業は様々な問題点を抱え、その将来予測は不透明化している。これらの局面を打開するには社内創薬力の底上げと外部の創薬エンジンであるバイオテク企業との戦略的なアライアンスの必要性が益々増大している。」

2008年第1回目のSCSNフォーラムのテーマは特許でした。バイオテック・メディカル・エンジニアリング等の研究者にとって特許は身近な問題で興味もありながらも、よく知らないままスルーしてしまいがちな問題。そんなサイエンスとは切っても切れない間柄の「特許」を異なる視点から二人の専門家にレクチャーしていただきました。

まずは特許庁審査官の山崎氏により「特許を巡る国際情勢」と題して特許を巡る最新の国際情勢と今後の展望について、分かりやすく解説していただきました。

“経済のグローバル化に伴い、企業にとっては国際的な特許戦略が重要となっています。特に、外国における効率的かつ効果的な権利の取得と行使は、今後さらに重要性を増していくものと考えられます。このような状況の下、日本国特許庁は諸外国の特許庁との協力等を通じ、より効率的な世界特許システムの構築に向けて取組を強化しており、近年大きな進展を遂げています。”

もうひと方は、科学技術ジャーナリストの肩書きもお持ちのいなぽんこと稲森氏による「知られざる特殊特許の世界」。

“日米両国における不思議な特許や愉快な特許を題材に、どのようなものが特許になるのか、特許を取るまでにどのようなプロセスが必要となるのか、また、特許取得後はどのようなことができるのかということがお分かりになったでしょうか。特許の世界は一見取っ付きにくいですが、ユニークな実例を交えたことで特許の基本からビジネスモデル特許等の最前線まで、皆様の特許に対する理解が深まったことと思います。”

第8回SCSNフォーラム
ビザ・永住権最新情報

冨田法律事務所・冨田有吾氏(経歴)をお迎えして行われたSCSN第8回フォーラムは好評のうちに終了いたしました!参加した皆さんの真剣な表情が印象的でした。